曹卫洲会长致词(日语)

日本留学120周年記念

曹 衛洲

兼2016年新春祝賀会におけるご挨拶

全国人民代表外事委員会副主任委員

欧米同学会·中国留学人員聯誼会副会長

欧米同学会·中国留学人員聯誼会留日本分会会長

2016年2月27日

  尊敬する陳竺副委員長、尊敬する在中国日本国大使館伊藤康一臨時代理大使殿、ご来賓の皆様、先輩の皆様、こんにちは。

  「銀の羊が笑みを含んで旧歳を辞し、金の猿が喜慶(めでた)く新春を迎える」という喜ばしい時に当たり、欧米同窓会日本留学分会を代表して本日の大会にご臨席いただいた指導者の皆様、ご来賓の皆様、先輩の皆様に厚く歓迎の意を表したく存じます。そして、欧米同窓会日本留学分会の活動にご支援いただいた社会各界の皆様、友人の皆様に衷心より御礼申し上げたいと存じます。

  2015年を振り返ってみますと、欧米同窓会日本留学分会は、欧米同窓会・中国留学帰国者連誼会会長及び党委員会のご指導のもとで、習近平総書記が打ち出された「留学によって国に報いることのできる人材バンク、建言・献策するシンクタンク、そして民間外交を展開する新たな力になれるように努力する」という要求を活動目標として、「愛国心で人を集め、活動で人を魅了し、サービスで人の心を温め、着実な仕事で人を励む」という活動理念をモットーとして、多彩な活動を繰り広げ、総会により任された数多くの任務をやり遂げ、新たな局面を迎えることができました。

  昨年、私どもは自分たちの役割と使命を真剣に履行してきました。民間的な外交活動を繰り広げ、「中日関係の現状と展望」シンポジウムを成功裏に開催し、中日関係の現状を深く分析し、両国関係を改善するために様々な努力をしてまいりました。この1年間、私どもは国恩に報いるために、各々の職場において大きな実績を成し遂げ、素晴らしい貢献をしてまいりました。そして、祝日・休日を利用して内モンゴルの砂漠及び張北高原などで植樹活動を行い、社会的な責任を果たしました。さらに、この1年間、留日学生の心の拠り所として、「日本留学分会ニュース」を編集したり、微信(WeChat)のオフィシャルアカウントプラットフォームを開設したりするなどのことによって、日本留学分会が留日学生の温かい家となりました。このような実り多い実績が達成できたのも、皆様の血と汗の滲むような努力の賜物であると思っております。この場をお借りして、日本留学分会の設立及び発展のために貢献してくださった会員の皆様に、心より感謝の気持ちを申し上げたく存じます。

  2016年は、中国人初めての「日本留学」からちょうど120周年を迎える年に当たります。そのために、今年われわれは、「日本留学」120周年を記念する一連の記念行事を開催する予定です。本日の大会はまさにそのオープニングとも言えるものですが、今後、「中日関係及び将来の発展趨勢」をテーマとした「大使、専門家報告会」や「留学によって国恩に報いる」、「国のために奉仕する」経験や科学技術革新の成果などを交流する「留学によって国恩に報いて百年の夢を追いかける」ことをテーマとする報告会も開催する予定です。さらに、「日本留学分会史」を修訂の上、発行し、「祖国のために尽くす留日学生」をテーマとした写真展なども行う予定です。私どもは、「政治、着実励行、団結、奉仕と規則を重んじる」という理念に基づき、思想を解放し、改革革新を行い、門戸を開いて同窓会を運営し、より多くの留日学生を受け入れ、会員の知恵と報国の情熱を発揮させ、様々な活動を積極的に展開していく所存です。われわれの先輩たちが培われてきた国恩に報いるという優れた伝統を継承し、一致団結して、本会独自の優勢と役割を果たしていくことを切に願っております。本日ご在席のご来賓の皆様及び諸先輩の皆様におかれましては、積極的にご参与いただき、ご建言くださるよう、中国のさらなる振興と「チャイナ・ドリーム」を実現するために、お力をお貸しくださいますよう宜しくお願いいたします。

  最後に、ご来賓の皆様、諸先輩方のご健勝とご活躍、及びご家族の幸福を祈念して私のご挨拶とさせていただきます。